往来の薪ストーブと、
ロケットストーブは燃焼の方法が
大きく違います。
往来の薪ストーブは、
煙突を薪ストーブ本体の上から
出します。
これはドラフト効果を得るためで
いきなり煙突の横引きはできません。
ドラフトが分かりにくい人のために
わかりやすく説明しますね。
火は燃焼すると空気と上に上がる
性質があります。
暖かい空気で上昇気流を
発生させるわけです。
これがドラフト効果です。
木が燃えて暖まった空気が
煙突を通して上に上がり
屋外に排出されます。
当然薪ストーブ炉内の空気が
少なくなるので、
薪ストーブの本体通気口から
空気が炉内に入ってくるわけです。
さてここで煙突が横引きだったら?
暖まった空気が上に上がる性質を
持ち上昇する…
ということは、
暖かい空気は上に 上がれず
逃げ道が少ない状況になり
屋外に排出されないため
炉内の酸素不足が起こり
往来の薪ストーブは
燃えなくなってしまいます。
そのため空気の抵抗を
少なくするために、
薪ストーブ本体より上に
煙突をあげることが
必要になるんです。
長くなりました。
また明日書きますね!