かぐつち 薪ストーブは購入いただき、
商品を納品する前に必ず
試し焚きを行います。
試し焚きを行う理由は沢山あります。
・溶接は手作業なので、不備がないか
・耐熱塗料の焼き付け
・実際にしっかり燃えるか
まぁ、あげたらまだまだありますが…^_^
お客様から、納品後に燃えないと
言われることがあります。
燃えないその理由はかぐつちの場合はこの2つです。
1.薪が乾燥していない
2.煙突の調整
になります。
試し焚きしてますので、かぐつち自体
燃えないはないんです。
その為の試し焚きでもありますので…
今回は1の薪が乾燥してない
というところに絞って話をします。
薪が乾燥していないとストーブの
調子に大きく影響し
使用すると問題が出ます。
水分が多く煙が出る。
(水分が蒸発してから薪が燃えるため。)
少し考えてみましょう。
湿った新聞紙を焚きつけに
使ったら新聞紙は燃えるでしょうか…
これなら分かりやすいと思います。
乾燥していない薪を使うと…
・燃えず、火付きが悪い
・部屋が暖かくならない
・火力が出ない
・煙が出る
・煙突にススやクレオソートが付着しやすい
・煙突が早く詰まる、煙突火災につながる恐れが出る。
(かぐつちは、燃焼方法が違いますので、まずありえませんが…)
簡単にまとめると、乾燥していない薪は
危険!!!
いいことは一つもありません!
では、薪を乾燥させるのは…
実はかなりの時間を要します。
薪を割って乾燥させる。
割るのには理由があります。
切断面から水分が蒸発するからです。
割ってからすぐに棚に積まず、
そのまま積み上げて置いてください。
太陽と風を使いある程度乾燥させましょう。
そのまま数週間放置し
積み上げる時は皮を下向きにして、
積み上げてください。
その方が乾燥の邪魔になりません。
その後乾燥するには、1年以上かかります。
これは、木の種類に、よってもちがいますが…
これはまた、違う日に書くとしよう…^_^
乾燥しているかどうかの確認は
含水率計をおすすめします。
あると便利ですよ^_^